仮想通貨には「日本人に合った」投資法がある
欲と恐怖に左右されないくらいの金額が鉄則 仮想通貨投資入門②
今からオススメの仮想通貨
次にビットコインはじめ、今から押さえておきたい仮想通貨をひとつひとつ、見ていきたいと思います。
・ビットコイン(BTC)
今やだれでも聞いたことがある名前だと思いますが、現在各国政府や企業が注目しているブロックチェーンというのは、このビットコインが発明された時に出来たものです。
ビットコインは発行総量が2100万BTCと決まっていて、希少性が高く世界中で一番信頼されている仮想通貨と言っても過言ではないでしょう。
現在でも全仮想通貨の時価総額のうち40%以上がビットコインです。
・イーサリアム(ETH)
今最も多くの企業が注目している仮想通貨と言っていいと思います。
イーサリアムの技術を利用したい企業が作っているEEA(エンタープライズイーサリアム)という組織には、TOYOTAやJPモルガン、三菱UFJ、マイクロソフトなど名だたる企業が加盟しており、その技術の注目度がわかると思います。
イーサリアムはビットコインのような「通貨」としての機能のほかにスマートコントラクトという機能を備えていて、「契約を自動で執行してくれる」通貨です。
例えば、「商品が届いたら着金する」という契約をつけておけば、その条件を満たさなければ支払ったお金は返ってきます。
なので、通貨としての機能以外にシステムとして動く性質がありますので、今後私たちの生活の中でイーサリアムを使っている意識がないのに、インターネットを通じて使っている未来が待っていることでしょう。
・リップル(XRP)
リップルは国際送金を安くするために銀行が使用する目的で出来た通貨です。
SBIホールディングスも出資していて、国際送金に実際に使われるようになれば価格の上昇も見込めますし、銀行が使ってくれれば安定して保有できるのではないでしょうか。
・NEM(XEM)
NEMはイーサリアムと同じような機能を持っていますが、POIというアルゴリズムを採用していて、サイバー攻撃に強い性質を持っています。
NEMを利用したmijjinというプロジェクトは、その利用しやすさからいろんな分野での利用が既に実証実験されており、これから更に注目されていく通貨と言えるでしょう。
・ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュは、ビットコインをHF(ハードフォーク)して出来た通貨で、簡単に言うとビットコインから分裂してできた通貨です。
ビットコイン保有者には全員このビットコインキャッシュが配布されているので、2017年の今年出来たばかりですが、その保有者の多さから決済手段として利用されていく可能性が高く、SBIホールディングスがそのマイニングも始めている通貨です。
他にもご紹介したい通貨はたくさんありますが、まだ実需に結び付いていないものも多く、本当に「仮想」で終わってしまう可能性もあるので、実需に結び付いてきているもののみををご紹介させていただきました。
もちろん、現在発展していっている最中ですので、いろいろ調べるもの楽しいですよ!